制御機器販売の
商社で働く
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何だろう?
Crosstalk

若手社員を中心に、入社の理由や業界の現状などを本音で語っていただくクロストーク企画。その中にベテラン社員の方にも加わっていただき、会社のこれまでの歩みや、若手社員からの質問に答えていただくことで、より深い内容のコンテンツになりました。新生電機はもちろん、FA業界の商社を目指す方はぜひ最後までお読みください。

01

Talk member トークメンバー

  • T. K.
    2021年入社|西部営業所 営業スタッフ

    インターンシップで、BtoB企業の営業が自分に向いていると感じて入社。現在は自分だけで案件を動かせるように努力している。

  • I. T.
    2022年入社|西部営業所 営業スタッフ

    安定経営と人を大切にする企業姿勢に共感して入社。コロナ禍にも関わらずオフラインの面接を優先していたことも好印象だった。

  • A. S.
    2022年入社|姫路営業所 営業スタッフ

    長年黒字経営を続けていること、自分のスタイルで営業活動ができることに惹かれて入社。営業で1日に8〜10社は訪問する。

  • S. S.
    2023年入社|営業開発スタッフ

    営業開発課に所属し、ロボット関連の業務を担当。営業に同行してロボットの解説とPRを行う。常に最新の知識を吸収している。

  • K. H.
    2020年入社|北九州営業所 営業スタッフ

    大阪の大学を卒業。地元が岡山なので、岡山に本社がある新生電機を選択。岡山本社での研修後、現在は北九州営業所に配属。

  • A. S.
    1984年入社|北九州営業所 所長代理

    入社以来、営業畑を歩む。数々の営業所の所長を歴任後、現在はその所長をサポートするポジションとして勤務。

02

新生電機を選んだ理由は?

S. S.

私が就活していた年はコロナ禍だったので、オンラインで会社説明会をしたり面接をしたりしている会社が多かった中で、当社は全てオフラインでした。人と人とのコミュニケーションを大切にする会社だなと、とてもいい印象を持ちました。就活生と社員の方が参加する座談会にも出席したんですが「何でも聞いていいですよ」と言っていただきました。有休や給与のことを聞いている就活生もいて、それにフランクに答えていらっしゃる様子を見て、「社員同士の仲が良く、働きやすそうな環境だな」と感じました。

T. K.

新生電機は企業向けの商品を扱っているBtoB企業で、これまでにお取引したことのある既存のお客様を対象にすることがほとんどです。就活中にインターンシップで営業の方が企業を訪問する時に同行させてもらい、お客様と良い関係を築かれているのを見て「いいな」と思いました。BtoBの営業って、お客様とのコミュニケーションが大切なんだなと思い、当社に決めました。

I. T.

私は新生電機が特定のお客様に売上を依存しているのではなく、商社として様々な仕入れ先と納品先(お客様)を持っているので経営が安定しているのがいいなと思いました。そして、その上で時間をかけてお客様と信頼関係を築いていくのが自分に合っているのではないかと。また、私の時は2回目の面接が社長面接でした。2回目から社長面接ということは他社ではなくて、緊張したんですが、その分人材採用にかける会社の本気度が伝わってきて、うれしかったです。

K. H.

大学は大阪だったのですが、岡山出身ということもあり、実家があり、友人が多い岡山に本社がある企業で就職したいと思いました。新生電機は説明会や面接の中で無借金経営であることや、創業から一度も赤字決算がなく、60年間黒字経営であることを知りました。私は一社で定年まで勤めたいという思いがあったので、「ここだ」と思って決めました。

A. S.

会社説明会を受けた時に、ルート営業中心で、それぞれの営業担当者が自分のスタイルで営業ができるという説明を受けました。つまり自分がやる気になって前向きに行動すれば直接数字に繋がるということです。その分、責任も重いはずですが、そんな部分を含めて「ここで働きたい」と思いました。

A. S.

40年前の1984年に入社しました。当時は工場の設備を制御する商品を扱っている商社というだけで、先端産業に従事しているという憧れがありました。年月は経ちましたが、この業界が先端産業を支えているという想いは今も変わらないですね。FA業界はどんどん進化していますし、その中で常に新しい流れに対応してきたことに誇りを持っています。

03

仕事の内容は?

T. K.

営業としての基本的な業務は、見積、商品の納品、新商品のPRなどです。当社はできるだけ自社で納品を行うことが多いのですが、そういう業者は少ないらしくて、「新生電機は距離が近いね」と言っていただきます。お客様と触れ合う機会を多くするために、できるだけ訪問する機会を増やすことを心がけています。

I. T.

基本的には先輩のT.Kさんと同じ業務をはじめとして、新規営業先の開拓なども行なっています。新規営業先は、自分の営業エリアの中で工場を調べてFAの需要がありそうなところをピックアップし、上司に相談後、営業をかけるという流れです。受注につながると数字に結びつきますので、自然と力が入りますね。

K. H.

2022年の6月までは営業アシスタントとして見積の作成やお客様からの電話に対応したり、商品の受発注などを担当していました。その後、営業担当になりました。当社の営業は自由度が高いので、営業先のお客様と非常にいい関係を築くことができると、他の商社に発注していた商品を当社経由に切り替えていただく事もあります。そんな時は、非常にやりがいを感じますね。  

A. S.

皆さんとほぼ同じですね。当社の場合は、納品に際して私たちが社用車を使って手持ちでお持ちする場合も多いので、商品の検収も営業担当が行なっています。1日に8〜10社くらいは訪問します。お客様との会話を大切にする中で、先日「新生さんから購入する商品を、もっと増やしたいですね」と言っていただきました。その時は、「よし!」心の中で叫びましたね。

S. S.

営業開発課に所属してロボットに関する案件を専門に担当しています。例えばお客様から、ロボットを採用した設備について知りたいとご要望があった時に、当社の営業担当に同行して特長を説明したりPRしたりします。私は文系の大学を卒業していてロボットに関して詳しい知識があるわけではありませんでした。ですから当社の仕入れ先でもあるメーカーに研修に行かせてもらって勉強したり、もちろん自分でも資料を読んだり、ネットを検索して日々学んでいるところです。

A. S.

私は今のポジションに至るまで、色々な営業所で所長を担当していました。今は、そういった所長を含めて社員をバックアップする立場にいますので、今の若い方たちの意見を聞いていて、とても頼もしく感じました。

04

FA業界の課題と今後については?

T. K.

コロナ禍の時、商社やメーカーの抱える在庫が一時的に少なくなったことがあって、ネット通販が拡大しました。その後、現在はほぼ元通りになっていますが、将来的に通販が価格面で競争力を持ち始めると、そちらへ流れる可能性はあります。私たち商社が生き残る道は、いかに付加価値を持つことができるか。例えば、アフターフォローがあるか、製品の備蓄があるかどうかすぐに確認できるか、そして私という人間を通して仕入れることに信頼感を持ってもらえるか、ということだと思っています。

I. T.

現状は業界で「パネルメーカー」と言われている制御盤の設計や製作・販売を行う業者の高齢化をはじめ課題はありますが、今後もFA機器を扱う商社としての需要は無くならないと考えています。現在既にロボット化やペーパレス化など効率化の新しい動きが始まっているので、そういった動向に注目して、いち早く対応できるようにしたいと思っています。

K. H.

確かに課題はありますが、私も制御機器、電気機器の需要は製造業がある限りなくならないと思っています。その中で、今後は他社に負けない対応の良さはもちろん、新生電機ならではの提案力が必要だと思っています。例えば当社には膨大なメーカーの商品知識がありますので、お客様からのご要望をお聞きした上で、その商品よりも仕様的にもコストもこちらがいいですよ、とお勧めできるような提案力を高めたいですね。

A. S.

製造業の現場では人手不足が慢性化しています。その中で省人化を解決するためのロボットに、今後はもっと注目が集まると思います。現在も案件によってはお客様にロボットのPRをしてお勧めしていますが、さらに勉強してこの大きなトレンドに乗り遅れないようにしたいと考えています。

S. S.

ロボットと言っても、現在導入しているのは資金力がある大企業が多いです。今後はもっと需要が増えて、多くの企業に定着していくのではないかと思っています。ただ、すぐに無人化工場になるとかスマートファクトリーになるとかではなく、人間しかできないような難しい細かい作業などもありますので、共存していくんじゃないかと思っています。

A. S.

FA業界は日進月歩で成長を続けていますが、現状の課題はやはり人手不足と、地球環境への負荷が大きいことですね。我々が直接対面しているお客様は、同じようなテーマを抱え、乗り越えようとしていらっしゃいます。そういったお客様を支え、伴走して共に越えていく努力をすることが私たちの使命です。例えばロボットにしても、設定するのは人間で、ツールに過ぎない。そういう意味では、我々の活躍の場はまだまだたくさんあって、その中でいかにパートナーとして信頼を得ることができるのかが、重要だと思います。

Column若手社員が、ベテラン社員A. S.さんに聞きました①

新生電機の歩みと成長の理由は?

K. H.

入社して数年の私たちに向けて、A. S.さんから当社の歩んできた道のりと、成長の理由を教えていただけませんか。

A. S.

新生電機の創立は1962年で私と同じ歳なんです。私が入社した1980年代は、従業員数も30〜40名でした。今は100名を超える従業員、100億円を目指す企業になりました。入社してから現在までの40年の間に、バブル崩壊やリーマンショックなど時代的な転換点もありましたが、それほど影響を受けずに順調に右肩上がりで成長してきました。それは、製造業を支えるFA業界自体が成長著しい産業で、目覚ましい進化を遂げてきたこと。また、当社が多角化を図ることなく、この業界に特化して堅実な経営を行なってきたことが要因と思っています。

I. T.

順調に成長してきたのは企業としての理念や考え方も影響を与えたのではないでしょうか。

A. S.

もちろん、成長を支えてきたのは企業の方針によるところも大きかったと思います。従業員を大切にし、仕入れ先やお客様を大切にしてきた。つまり「人」と、人が生み出す「絆」を大切にしてきたことが、会社の成長を支え、業績の拡大を後押ししてきたのだと思います。

05

入社の前後で新生電機へのイメージの変化は?

I. T.

入社前は知識がないこともあって、当社の事業は工場向けの制御装置や部品を扱っているので、日常生活にはあまり関連のない限定的なものだと思っていました。ところがお客様を訪問すると、その制御装置を使って、我々の生活にとても身近な商品を製造していることがわかりました。それを知ってからは、自分が扱っている制御装置などが、たくさんの人が日々使っている商品につながっていると感じられて、楽しいですね。

A. S.

私は入社前は商社の営業というと、体育会系のイメージが強かったんですが、入社してみると何も分からない私たちに優しく教えていただける方ばかりだったので、とても働きやすいです。人間関係を心配していましたが、私の周りの営業の方は優しくて、会話も面白くて、その心配は全くありませんでした。

K. H.

入社前はルート営業なので、お客様に納品して「何かありますか」と尋ねて、なかったらそれで終わりと思っていましたが、入社すると目標の売上数値がありますので、新規のお客様を開拓したり、既存のお客様に他に需要がないかと掘り起こしたり、日々大変だと感じています。

S. S.

入社する前はロボットを商品として営業することが仕事と聞いていたので、お客様を訪問した時は積極的にPRするのかと思っていました。ところが先輩に同行すると、日常会話の中からさり気なく話を移行してロボットの紹介をしていたんです。商社の営業は、やはり人間関係をつくり上げることが大切なのだと思いました。また、入社前は男性社員が多いので、女性の私は溶け込むことが難しいのかなと思っていましたが、全然そんなことはなく、皆さんフランクに優しく話しかけていただけるので、安心しました。

T. K.

入社して感じたのは、皆さん現場で経験値を蓄えて常に向上心を持って本気で取り組んでいる。その意識の高さですね。皆さんを見ていて、自分の意識の低さに気付かされました。今、必死に挽回しているところです。
それから私の入社年は新社長が就任された年と重なります。それで感じるのは、入社後に給与や諸手当が、どんどん良くなっているということです。

I. T.

私も同世代の中では良い待遇をいただいていると感じますね。

S. S.

事務職の友達が多いので一概に比較はできませんが、良いと思いますね。

K. H.

私も同じです。感謝しています。

06

評価制度についてどう考えていますか?

T. K.

基本的には個人の売上の年間目標値が決められていて、それを達成しているかどうかも賞与に反映されます。ですから頑張った分だけ反映される、とてもわかりやすい公正な制度だと思います。

I. T.

そうですね。私たちの評価は前年の売上から目標値を設定して、自分自身で取り扱いのあった金額が積まれていきます。ですから大きな案件を受注した時や、既存のお客様が新しい事業に参入するので、それに対応するために発注する商品を増やしたい、となった時は売上に応じて昇給にも反映されますので、とても達成感を感じます。

A. S.

営業担当は、基本的には数字で評価されますが、若い方は頑張っていてもなかなか結果が出せない人もいます。当社のいいところは、その頑張っているプロセスも大切にしているところで、直属の上司から社長まで一人ひとりに目を向けて、頑張った内容をしっかり評価するし、例えば東京の展示会に会社経費で行かせてくれて、勉強の機会を与えてくれる。そういう色々な形で社員を応援してくれるのが当社のいいところだと思いますね。
07

福利厚生制度で充実しているのは?

S. S.

他の営業所の方とたくさんお話しできる社員旅行は楽しみの一つです。例えば2023年は仙台に行って皆んなで牛タンを堪能しました。また、社員の家族も参加できる特別講演会があって、元オリンピック選手の方が登壇されたこともありました。こんな風に会社が何かとコミュニケーションの機会をつくってくれるのはとてもありがたいことだと思っています。
他にも、私の周辺では今も何人かの方が産休、育休に入っています。産休後も戻って来られる方が多いので、そういった面から見ても女性に対して働きやすい環境なんだと思います。

I. T.

私は、同世代の友達の話を聞いていると、当社は有休が取りやすいな、と思っています。例えば、友達の結婚式がある時や私用がある時など、自分のスケジュールに合わせて申請しています。私が不在の場合は、お客様からの電話対応は営業アシスタントの方がやってくれますし、フォローの体制がしっかりしていると思います。

T. K.

今、結婚を考えているんですが、独身時代より家賃補助の金額が高くなります。こういった仕組みには感謝しています。

K. H.

私は昨年結婚しまして、平日に5日間休みを取って、新婚旅行に行かせていただきました。色々な方にサポートしていただいたので、気持ちよく休暇を満喫できました。とても感謝しています。

A. S.

私たちのようなシニア世代に対しては、健康診断の中に腫瘍マーカー検査という、がん診断の補助にもなる費用のかかる検査を会社経費で持ってくれています。本当に一人ひとりの社員に寄り添った対応をしてくれる会社だと思います。
08

新生電機の一番の魅力は?

T. K.

ズバリ「人」ですね。私たちの職種は仕入れ先メーカーと納品するお客様との間に入ることが多いので、様々な人間関係の中で人と人との接し方が磨かれます。だからでしょうか。上層部の方は、皆さん個性豊かです。お話がとても上手な方、調整能力がずば抜けている方など、一人ひとりのスタイルがあって、見習うべきところがたくさんあります。私自身ですか? 今、それを悩んでいるところです。自分の中のどの部分をアピールポイントにしたら良いか、上司にも相談しています。笑  

S. S.

社員一人ひとりを見ていただける姿勢があるということでしょうか。入社2年目の私も、社長と今年の目標を話し合う機会を設けてくださいますし、仕事の上でわからないことは先輩に聞きやすい環境です。この風通しの良さは魅力だと思います。

I. T.

私たちの仕事は、一言で営業と言っても様々な側面があります。新規お客様の開拓、既存のお客様に他に需要がないか掘り下げる深耕開拓、販売促進している商材の受注など。その中で、自分がやり遂げたことや、一生懸命頑張っていることに対して確実に評価をいただけるのがいいですね。

K. H.

頑張れば必ず評価してもらえる評価制度、キャリアごとに能力や立場に相応しい研修があって、営業力、コミュニケーション力を向上させることができる研修制度の充実などがあります。例えば、社長が私たちの目線まで降りてきていただいて、実際に営業の現場に同行していただく事があり、私たち社員が仕事に向き合う姿勢を、社長自ら感じていただけるような機会があります。人を大切に、評価制度をフェアにという理念は、徹底していると思いますね。

A. S.

教育制度が整っているところです。新人の時や数年してからなど、タイミングに合わせて勉強会や研修などが用意されていて、スキルアップができます。例えば、先日の研修では、お客様との会話から本当の悩みを聞き出す技術というテーマでした。こういう実践的な研修は、現場でそのまま生かすことができるので、とても勉強になります。
09

キタイノシンセイとは、どんな人?

K. H.

負けず嫌いな方にキタイしています。私自身もそういう部分があって、同期には絶対負けたくない、という気持ちで営業活動をしています。それから新生電機を検討している就活生の方に言っておきたいのは、当社はFA機器を扱っているので、専門的でとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。私は入社する時、この分野の知識はほとんどなかったんですが、入社してから営業の現場や研修で必要な知識が身につきました。ですからその部分については、そんなに気にせずに、飛び込んできて欲しいと思います。

T. K.

当社の営業担当は、仕入れから納品まで一貫して担当するので、一人ひとりが個人商店みたいなものだと思うんです。そうなると当然主体性も必要だし、行動力も必要になる。当社に向いている人は、そういうアクティブな人だと思います。

S. S.

自分で目標を立てて努力する人は、努力の結果が必ず認めてもらえるので、向いていると思います。

I. T.

コミュニケーション能力がある人ですね。社内でも社外でも、どちらに対しても明るく接することができる人がいいと思います。そういう人はお客様との信頼関係を築きやすいんです。私自身は、どなたに対しても常に笑顔でいることを心がけています。

A. S.

皆さんと重なる部分もあるかもしれませんが、私も元気で明るく、協調性のある方が向いていると思います。私自身もそうなれるように、とにかくお客様にたくさん話しかけて、会話のキャッチボールを増やすようにしています。そうやって自分に経験を課して努力することで、コミュニケーション能力を高めたいと思っています。

A. S.

その人が向いているかどうかを、当社側の基準で考えるのはどうかなと思っています。私は何名もの若い方の面接を担当しましたが、その時点で完璧な方ではなくても、入社後に色々経験を経て成長してくれたらいいので、あまり枠にはめない方がいいのかもしれないと思っています。そういう意味では、前向きな気持ちさえ持っていれば、どんな方にもチャンスはありますし、キタイしています。
ご自身で短所だと思っているところが、私たちからすると「いや、それは長所だよ」ということも多々あるんです。ですから自分で枠にとらわれないで勇気を持って飛び込んできてほしい。若い方が成長するための体制、環境は整っていますから。私にとっては、この場に出席していただいた方々も、キタイノシンセイです。笑

Column若手社員が、ベテラン社員A. S.さんに聞きました②

日頃は聞けないけれど、聞いてみたいことは?

T. K.

私たちが取り扱うメイン商品であるシーケンサのソフトについて、また制御盤の組み方について理解したい、知識を増やしたいと思っています。例えば会社でシーケンサのデモ機を購入していただいて、それを操作できる環境があれば理解が深まると思っているんですが、そういう個人的な考えを会社に提案してもいいんでしょうか。

A. S.

どんどん提案してください。実は私は全社員の中で一番会社に対して改善案を提案してきていると思います。却下されることもありますけれどね。笑 どんな提案も、しっかりとした理由と背景があれば、社長がその提案について、真剣に考えてくださるという土壌はあります。

A. S.

長年勤めておられて、若い時にどんなタイプの方が、その後の会社人生の中で成功しているでしょうか。

A. S.

私の同期で現在も会社に残っている方が、営業本部長のIさんをはじめ数名いらっしゃいます。営業本部長のIさんは、どんな状況でもあくなき挑戦を続ける人でした。私は、常にあの方の背中を追っていた気がします。若い時には、チャレンジ精神が旺盛で、何に対しても恐れずに挑戦する人が後々成功している気がしますね。

I. T.

これまで営業畑でご活躍されてきて、大切にされてきたことは何ですか。

A. S.

難しい質問ですね。笑 私には若い時代から営業担当としてお取引させていただいて、今も続いている会社が何社もあります。お客様には当時から昇進されて立場も変わり、社長になられているような方もいらっしゃいますが、変わらずにお取引が続いています。そんな方たちとは単なるビジネス上の関係というよりは、仕事を通じて困難を共に乗り越え、成長してきた同志というか、仲間というか、そんな意識があります。私が仕事で大切にしているのは、そういう人と人の「出会い」や「絆」ですね。それは私にとって大きな財産になっています。
今回の座談会に参加された若い方にも、ぜひそういう経験をしてほしいし、新生電機にはそんな経験ができる環境が整っていると思います。

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